アメリカ合衆国各地域の時間帯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 10:08 UTC 版)
「アメリカ時間」の記事における「アメリカ合衆国各地域の時間帯」の解説
アメリカ合衆国とその海外領土の標準時間帯は現在、合衆国法典第15編第260条 15 U.S.C. § 260により連邦レベルで定義されている。また連邦法では、夏時間を実施する場合の移行日時も定められている。どの地域がどの時間帯を採用するか、また夏時間を実施するかどうかは、州と連携した運輸長官が最終的な決定権を持つ。2007年8月9日より、標準時間帯は協定世界時(UTC)からの1時間ごとのオフセットで定義されている 。それ以前は、グリニッジから西に経度15度ずつ離れたいくつかの子午線の平均太陽時を基準としていた。 アメリカ合衆国本土と海外領土を含めると、アメリカ法で定められた以下の9つの標準時間帯が使用されている。 時間帯標準時夏時間地域大西洋標準時(AST) UTC−04:00 (なし) アメリカ領ヴァージン諸島、プエルトリコ 東部標準時(EST) UTC−05:00 UTC−04:00 ウェストバージニア州、オハイオ州、コネチカット州、サウスカロライナ州、ジョージア州、デラウェア州、ニュージャージー州、ニューハンプシャー州、ニューヨーク州、ノースカロライナ州、バージニア州、バーモント州、ペンシルベニア州、マサチューセッツ州、メイン州、メリーランド州、ロードアイランド州、ワシントンD.C.州の一部が属する:インディアナ州、ケンタッキー州、テネシー州、フロリダ州、ミシガン州夏時間なし、合衆国法典で未定義:ナヴァッサ島、バホヌエボ礁、セラニャ礁 中部標準時(CST) UTC−06:00 UTC−05:00 アーカンソー州、アイオワ州、アラバマ州、イリノイ州、ウィスコンシン州、オクラホマ州、ミシシッピ州、ミズーリ州、ミネソタ州、ルイジアナ州州の一部が属する:インディアナ州、カンザス州、ケンタッキー州、サウスダコタ州、テキサス州、テネシー州、ネブラスカ州、ノースダコタ州、フロリダ州、ミシガン州 山岳部標準時(MST) UTC−07:00 UTC−06:00 アリゾナ州(ナバホ・ネイションを除いて夏時間なし)、コロラド州、ニューメキシコ州、モンタナ州、ユタ州、ワイオミング州州の一部が属する:アイダホ州、オレゴン州、カンザス州、サウスダコタ州、テキサス州、ネブラスカ州、ノースダコタ州 太平洋標準時(PST) UTC−08:00 UTC−07:00 カリフォルニア州、ネバダ州、ワシントン州州の一部が属する:アイダホ州、オレゴン州 アラスカ標準時(AKST) UTC−09:00 UTC−08:00 州の一部が属する:アラスカ州 ハワイ・アリューシャン標準時(HAST) UTC−10:00 UTC−09:00 ハワイ州(夏時間なし)州の一部が属する:アラスカ州夏時間なし、合衆国法典で未定義:ジョンストン島 サモア標準時(SST) UTC−11:00 (なし) アメリカ領サモア合衆国法典で未定義:ジャーヴィス島、ミッドウェー島、パルミラ環礁、キングマン・リーフ UTC−12:00 (なし) 合衆国法典で未定義:ベーカー島、ハウランド島 UTC+12:00 (なし) 合衆国法典で未定義:ウェーク島 チャモロ標準時(ChST) UTC+10:00 (なし) グアム、北マリアナ諸島
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