アマラリルク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 05:16 UTC 版)
スティグマ アマラリルクという集団を率いている謎の少年。神出鬼没で世界中に現れ、アマラリルクを連れて瞬間移動を行う、頭部を破壊されても瞬時に再生するなど人間離れした能力を持つ。『心に自由を』を標語に掲げ、黒い指輪を用い人の心を暴走させている。指輪を介して彼の心とつながった小石川惟子曰く、ひどく抽象的で子供じみており、成熟を拒んでいるようですらあったとされる。 ツィベタ=コオリスカヤ 「氷を操る能力」を持つ少女。北極で失踪した調査船を捜索していたヒーローを襲撃し、その後ロシア、スピリッツの故郷であるユーリイ孤児院においてクフフと共にシャイ、スピリッツと衝突する。その容姿は幼児期のスピリッツに酷似し、彼女をごく親しい者のみの呼び名「ペーシャ」と呼ぶ。 クフフ=ケケラケラ 「ものを引き寄せる能力」を持つ少女。道化師めいた衣装に身を包み、どんなときも笑ってさえいれば平気と嘯く。ツィベタと行動を共にすることが多い。引き寄せたものは体積を無視して収納することが可能のようで、作中では衣装の間や袖から本人以上に巨大なハンマーや列車を取り出していた。 ウツロ/天王寺昧 天王寺曖の妹、「心をなくす能力」をもつ。スティグマと協力し東京に巨大な黒球を作り出す。元は霜賀の里で曖と共に忍びを目指していたが里抜けし、以降は幾人もの追っ手を殺害し逃げ続けていた。 ドキ 巨大な角、爪、尾を生やし、襤褸の外套をまとった少年。非常に怒りっぽく短絡的。「正しさ」を強要され、望む姿を世界から拒まれた経験からアマラリルクに与した。男こそ可愛らしくあるべきとの価値観を持ち、可愛らしい外見でありながら男らしさを求めるミェンロンと衝突する。能力は不明だが、感情の昂ぶりに応じて角や爪が巨大化する。 イノリ 「愛に目覚めさせる能力」を持つ、シスター姿に光輪と三対の翼をもった女性。愛こそが何よりも強い力だと信じ、他者へ愛を施すことで愛の輪が広がり、世界を覆うと語る。能力の影響下にある人間は、頭上に光輪が生じる。 クァバラ 「他者へ取り付く能力」を持つ少女。怖がりかつビビり、スティグマに血を与えられて悶えるなど、彼に心酔している。下半身が靄のように不定形。スティグマと共に黒球表面に出現し、スターダストと交戦する。
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