アマギン編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/27 03:43 UTC 版)
「ウダウダやってるヒマはねェ!」の記事における「アマギン編」の解説
天草 銀(あまくさ ぎん) 静岡の狂犬、通称・アマギン。拍車の付いたウエスタンブーツと日本刀を片手に暴れ回る極悪非道な男。愛車は原型をとどめていないハーレーFXDB。 登場当初はかなり凶悪で、鬼場曰く「平気で人を殺せる」ほどの狂気を宿しており、住崎の腹部を日本刀で貫いて重傷を負わせた。あけみをレイプしたような発言をほのめかし(事実は作中では明かされてはいない)、亜輝の怒りを買う。桜城高校の面々と対峙するが、亜輝との戦いで舌の先端がちぎれ、銃撃されて左耳を負傷、恐怖のためか髪の毛がすべて真っ白になってしまった。亜輝が自分に似ていると考えて興味を持っており、その後もたびたび登場する。 過去に腹違いの兄である荒場凪にスクランブル・ハロウィンの実験台にされそうになったが、母親が身代わりになったことで難を逃れた。のちに凪を殺す目的のために亜輝を強引に付き合わせ、命のやりとりの中で徐々に絆のようなものが芽生え、自身の過去も明かすが、その直後に凪に殺害された。その死は亜輝をはじめ多くの人間に影響を与えた。凪との最終決戦はアマギンの弔い合戦の意味もあり、作中での数多くの登場人物を引き合わせた重要人物として描かれている。 最終話のラストページでは、長崎のバー「海賊船」を訪れたアマギンと同じ格好をした人物の後姿が描かれて物語は幕を下ろす。 作中で「The Green, Green Grass Of Home」を唄うシーンがあり、テーマソングのようになっている。 大日方 あけみ(おおびなた あけみ) 亜輝と直巳の幼馴染でトラブルメーカー。親の仕事の都合で東京を離れて静岡に住んでいたが、桜城高校へ転入してくる。静岡ではアマギンとトラブルがあり、彼にレイプされたような表現もあったが詳細は不明。桜城高校とアマギンとの対決が終わったあとは親の都合でアメリカへ渡ったが、物語終盤で再登場する。 亜輝とはいつもいがみ合う関係だが、実は彼に恋心を抱いている。 最終話ではまたアメリカに戻り、グリーンカード取得を目指している様子。 イチロー アマギンの子分。刈り上げのリーゼント。拳で壁を粉砕するほどの腕力を持ち、星志郎を追い詰めるほどの実力だが、カオリに暴力を振るったことで星志郎の逆鱗に触れてしまい敗れた。アマギンのことを、自分が納得できる形で裁かれるのを待つ「他殺志願者」と考えて哀れに思っており、アマギンが亜輝に殺されそうになったときには制止していた。 帽子の男(名前不明) アマギンの子分。長髪。イチローに比べるとアマギンに対する情は薄く、アマギンが亜輝に殺されそうになったときには殺害を促していた。 品川(しながわ) 東紡高校(あまつむぎこうこう)の番長。あけみが初恋の人らしく、彼女に頭が上がらない。
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