アフリカでの発行状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/18 08:23 UTC 版)
マグリブ諸国と南アフリカ共和国は20世紀から直接投資の収益性を保っているので、ユーロ債発行に頼った例を見出すのは困難である。ただし、これらの国々へ直接投資をしている多国籍企業はセカンダリー・バンキング以来の縁を切れないであろう。 2013年、ユーロ債によるアフリカへの純資本流入額は100億ドルと指摘された。 表中、発行額単位は100万USドル。2014年の発行ペース(1ヵ年だけで70億ドル)に驚いた国際通貨基金は警告を発した。 アフリカ諸国のユーロ債発行(発行価格が不明)国名発行年発行額年利(%)格付けルワンダ2013 400 6.88 B ガーナ2007 750 8.50 B+ 同上2013 750 8.00 B 同上2014 1000 8.13 B 同上2015 1000 10.75 B セネガル2009 200 9.25 B 同上2011 500 9.13 B1 同上2014 500 6.25 B2 ナイジェリア2011 500 7.00 BB 同上2013 500 5.375 BB- 同上2013 500 6.63 BB- コートジボワール2010 2300 10.18 - 同上2014 750 5.63 B 同上2015 1000 6.63 B ケニア2014 500 5.875 B+ 同上2014 1500 6.88 B+ ザンビア2012 750 5.63 B+ 同上2015 1250 9.38 B ガボン2007 1000 8.20 BB- 同上2013 1500 6.38 BB- 同上2015 500 6.95 B+ 2017年7月にモスル陥落、ISILが弱体化すると、エジプトでユーロ債発行が再開された。
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