アスワン・ロウ・ダムの沿革とは? わかりやすく解説

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アスワン・ロウ・ダムの沿革

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/11 04:23 UTC 版)

アスワン・ロウ・ダム」の記事における「アスワン・ロウ・ダムの沿革」の解説

アスワン・ロウ・ダム1898年建設始まり1902年に一応の完成見た。そして、1902年12月10日運用開始された。このダム世界最大石造ダムとして建設計画進み1902年当時においては世界最大石造ダムであったダム建設目的は、例年発生するナイル川洪水防止することと、ナイル川流量少なくなる乾季にも周辺地域灌漑行いやすくするためであった1902年完成後も、2回のわたって堤が嵩上げされており、その工事1907年から1912年にかけてと、1929年から1933年にかけて行われたまた、2回目行われた工事の際には、水力発電機を設置する改良行われたしかしながら、堤の高さに関して砂漠気候であるエジプトでの耕地国土面積比較して狭く、さらに灌漑する区域広げようとしても、この嵩上げでは足りなかった。そればかりか1946年にはナイル川増水対処し切れず貯水量が限界突破したそのようなこともあり、ナイル川新たなダム作ることが構想された。そうして調査始められて、アスワン・ロウ・ダムの約6 km上流に、1960年建設始められ1970年完成したのがアスワン・ハイ・ダムである。なお、アスワン・ロウ・ダム蓄えられ利用した水力発電機能拡充され1960年には、アスワン・ロウ・ダム西側アスワンダム第1水力発電所完成した。さらに1985年から1986年にかけて、アスワン・ロウ・ダムの堤にアスワンダム第2水力発電所作られた。

※この「アスワン・ロウ・ダムの沿革」の解説は、「アスワン・ロウ・ダム」の解説の一部です。
「アスワン・ロウ・ダムの沿革」を含む「アスワン・ロウ・ダム」の記事については、「アスワン・ロウ・ダム」の概要を参照ください。

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