アイプリンセス【アイプリンセス】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8387号 |
登録年月日 | 2000年 10月 4日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | アイプリンセス よみ:アイプリンセス | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 岩田義朗、岩田悟 | |
品種登録者の住所 | 愛知県稲沢市北麻績町郷内38番地、愛知県稲沢市北麻績町郷内38番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岩田義朗、岩田悟 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「スイング」に育成者所有の無名品種を交配して育成されたものであり,花は鮮紫ピンク色の中輪で,切花向きの品種である。草型は直立性,草性は高性,開花時の草丈は中である。茎の太さは中,色は緑,強さ,中空の程度及び摘心後の分枝性は中,側らいの発生程度は少,節間長は中である。葉身長は長,葉幅は広,葉の縦横比はやや小,葉柄の長さは中,葉の先端部分の形は鈍円,一次欠刻は深,葉裂片縁部の重なりの程度は重なる,葉の表面の色,裏面の色及び毛じの多少は中,光沢度は強,厚さ及び硬さは中,葉柄の着生角度は上向き,たく葉の有無は殆どの葉に付着,形は深裂せず,大きさは大,分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は平形,花の大きさは中,厚みは低,舌状花の重ねは1.5列まで,舌状花数は極少,管状花数はやや多,分布は集中,長さは中である。花弁の形は平弁,先端の形は丸い,花弁の長さはやや小,幅は中,外花弁の表面の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート8904),裏面の色は紫ピンク(同8903),舌状花表面の色の分布状態は均一,外花弁の角度は平,花盤の色は黄緑,花たくの形は盛り上がったドーム状,大きさはかなり小,総ほうの大きさはやや小,花首の太さは細,長さはやや長,生態分類型は秋ギク,開花の早晩性は中である。「ゴールドストックダークリネカー」及び「ゴールドストックリネカー」と比較して,葉先端部分の形が鈍円であること,花房の形が平形であること,花たくの形が盛り上がったドーム状であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成4年に育成者のほ場(愛知県稲沢市)において,「スイング」に育成者所有の無名品種を交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- アイプリンセスのページへのリンク