アイスバード【アイスバード】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7723号 |
登録年月日 | 2000年 2月 22日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | アイスバード よみ:アイスバード | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 2月 23日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社高木農園 | |
品種登録者の住所 | 広島県高田郡八千代町土師86番地の4 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 高木誠作 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ワル」に「エバネウム」を交配して育成されたものであり,花はセパル及びペタルが淡黄緑の地色に浅黄緑色のぼかしが入り,リップは正三角形で黄白の地色に紫赤色の斑点及び楔が入る中型種である。草型の大きさは中,草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は卵形,横断面の形は扁円形,高さは61~100㎜,長径は31~50㎜である。葉の全体の形は線形,先端の形は不等鋭先形,頂点の角度は30~45度,先端の角度は60~90度,葉の長さは45~75㎝,幅は21~30㎜,葉色は緑,葉数は10~12枚である。1花茎の花数は6~10,花茎の太さは9.1~12㎜,長さは50~80㎝,色は淡緑である。咲き型は部分抱え・平咲き,花の横径は81~100㎜,縦径は41~60㎜,ドーサル・セパルの正面の形は長楕円形,先端の形は微突形,ラテラル・セパルの正面の形は湾曲広線形,先端の形は不等鋭形,ペタル正面の形は広線形,先端の形は不等微突形である。リップの正面の形は正三角形,先端の形は鋭形,周縁の反転は小,波打ちは中である。全体的な花色は緑系,花色はセパル及びペタルは淡黄緑(JHS カラーチャート3102)の地色に浅黄緑(同3304)のぼかしが入り,リップは黄白(同3101)の地色に紫赤(同9714)の斑点及び楔が入る。花の香りは弱,開花期は冬である。「ワル・アイドル」と比較して、リップ正面の形が正三角形であること、セパル及びペタルにぼかしが入ること,リップに紫赤色の斑点及び楔が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和58年に育成者の温室(広島県高田郡八千代町)において、「ワル」に「エバネウム」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「ジュエル ボックス・バン ベール」,出願公表時の名称は「バン ベール」であった。 |
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