よしのみくまりじんじゃ

デジタル大辞泉

よしのみくまり‐じんじゃ【吉野水分神社】

読み方：よしのみくまりじんじゃ

奈良県吉野郡吉野町吉野山にある神社。主神は天水分命(あまのみくまりのみこと)。本来は水の分配をつかさどる神だが、「みくまり」が訛(なま)って「みこもり（御子守）」となり、子守・子授けの神として祭られるようになったといわれる。本殿などの社殿は、慶長9年（1604）に豊臣秀頼(ひでより)が再建したもので、国の重要文化財。平成16年（2004）「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産（文化遺産）に登録された。通称、子守明神。

世界宗教用語大事典

よしのみくまりじんじゃ 【吉野水分神社】

奈良県吉野郡吉野町にある旧村社。天之水分大神ほか五神が祭神。水分神は流水分配を司る神。ミクマリが訛ってミコモリとも称され、子守神・子育ての神ともされる。木像玉依姫命は国宝。例祭は一〇月一六・一七日。→ 水分神

国指定文化財等データベース

吉野水分神社

名称：	吉野水分神社
ふりがな：	よしのみくまりじんじゃ
名称(棟)：	本殿
名称(ふりがな)：	ほんでん
番号：	0165
種別１：	近世以前／神社
国宝重文区分：	重要文化財
指定年月日：	1901.03.27(明治34.03.27)
員数(数)：	1
員数(単位)：	棟
代表都道府県：	奈良県
都道府県：	奈良県吉野郡吉野町大字吉野山
所有者名：
指定基準：
管理団体名：
管理団体住所：
管理団体指定年月日：
構造形式：	桁行九間、梁間二間、流造、正面中央一間隅木入春日造型、 左右各千鳥破風付、檜皮葺
時代区分：	桃山
年代：	慶長10（1605）
解説文：

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