もの よしとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > もの よしの意味・解説 

もの‐よし【物吉】

読み方:ものよし

めでたいこと祝い言葉にいう。

ハンセン病のこと。〈日葡


ものよし 【物吉】

昔、祝い詞や雑芸をもって門に立ち、物乞いをした者で、縁起吉ともいった。京都奈良寺社近く住んでいた。

物(もの)よし

読み方:ものよし

  1. 色道禁秘抄』に曰く「癩疾家ハ男女共ニ妙陰ニテ平人ニ勝レテ快楽多キ故昔ヨリ物よしト称スルヨシ」。
  2. 色道禁秘抄」に「癩疾家は男女共に妙陰に平人勝れて快楽多き故昔より物よしと称するよし」とあり。因に西国方言にて癩病のことを物よしといふ。
隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

物吉

(もの よし から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/30 14:07 UTC 版)

物吉(ものよし)とは、江戸時代17世紀 - 19世紀)、門付をして金品を乞うことを生業とした[1][2][3]ハンセン病などの疾病や、事故などで著しく容姿が変形した人々の集団であった。祭事の際に「物吉」(縁起がいいという意味)と叫びながら物乞いをした[1][2]


  1. ^ a b c d e 物吉大辞林 第三版コトバンク、2012年8月23日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 物吉デジタル大辞泉、コトバンク、2012年8月23日閲覧。
  3. ^ 世界大百科事典 第2版『門付』 - コトバンク、2012年8月23日閲覧。
  4. ^ a b c d e 1907年「癩予防ニ関スル件」厚生労働省、2012年8月23日閲覧。
  5. ^ a b c d e 加賀藩、p.220-221.
  6. ^ 知恵蔵2012『ハンセン病』 - コトバンク、2012年8月23日閲覧。
  7. ^ a b c d 物吉村、日本歴史地名大系、Yahoo!辞書、2012年8月23日閲覧。


「物吉」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

もの よしのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



もの よしのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
中経出版中経出版
Copyright (C) 2024 Chukei Publishing Company. All Rights Reserved.
皓星社皓星社
Copyright (C) 2024 株式会社皓星社 All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの物吉 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS