みうみまで世界で活躍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 18:31 UTC 版)
伊藤美誠との女子ダブルスは、2013年1月全日本選手権で大会最年少勝利を飾り、2月ITTFワールドツアーカタールオープンで史上最年少で表彰台を果たすなどの成績を残し、みうみまの愛称で呼ばれた。4月、中学1年でJOCエリートアカデミーに入校。コーチがJOCエリートアカデミー所属の劉潔になる。8月ITTFジュニアサーキット韓国カデット女子シングルスで優勝した。12月の世界ジュニア選手権は団体で準優勝した。 2014年1月(13歳)、ジュニアの部は一昨年に続き、またも2位に終わった。3月、ジャパントップ12では最年少で決勝進出したが敗れた。同月ワールドツアードイツオープンの女子ダブルスで優勝し、13歳350日の平野は3番目の記録となった。また、2人の合計年齢(27歳145日)が史上最年少記録としてギネス世界記録に認定された。翌週スペインオープンでも優勝し2勝目を挙げた。シングルスでも決勝進出し、元世界選手権女王の郭躍( 中国)が15歳で決勝進出した史上最年少記録を11年ぶりに塗り替えた(翌週早田ひなが更新)。5月重慶で開催された中国スーパーリーグの下部組織の甲Aリーグの河南省の河南チームに日本人から同じエリートアカデミー所属の浜本由惟とともに参戦しシングルス2勝1敗、ダブルス3勝1敗の成績を残した。9月に行われた第20回アジアジュニア卓球選手権大会(インド・ムンバイ)のカデット女子団体に伊藤美誠、早田ひなのトリオで出場し、決勝では中国を破り優勝した。アジア大会に福原愛以来の中学生で日本代表に選ばれ、団体決勝で朱雨玲( 中国)に敗れチームも銀メダルだった。11月ロシアオープンアンダー21で初優勝した。12月、世界ジュニア選手権は女子ダブルス、団体共に銀メダルだった。ITTFワールドツアーグランドファイナルでは女子ダブルスで、郭躍の15歳を抜く史上最年少かつダブルスの日本勢で男女を通じて初めて優勝した。 2015年3月(14歳)、スペイン・オープンU21シングルス決勝で伊藤美誠に勝って優勝した。第53回世界選手権個人戦では日本代表にシングルス、ダブルス共に選ばれたが、直前の全日本選手権で2連覇した平野早矢香・石川佳純組が選出されず、ミキハウスが抗議文を提出する事態となった。本大会ではシングルスは3回戦負け、ダブルスは2回戦で負けた。7月韓国オープンのダブルスで優勝した。
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