まちづくり・地域おこし実践
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「小田章」の記事における「まちづくり・地域おこし実践」の解説
学長以外にも、いわゆるまちづくりや地域おこしの視点での活動も続け、和歌山県出資のシンクタンク「財団法人和歌山社会経済研究所」理事長、2006年設立の「泉北ニュータウン学会」会長を務めた。学会では、同じく泉北ニュータウンに住む関西学院大学教授の村田治(現・学長)や、造園学者で大阪府立大学教授の増田昇と小股憲明(現・名誉教授)、天理大学教授(当時)今西幸蔵、作家難波利三らと、ニュータウン活性化を模索した。 退官の翌2010年、和歌山市が「再生不能に陥り、朽ちていくのを傍観しているのは耐えられない」として、和歌山市長選挙に立候補。大学のシンボルマークと同じオレンジ色を陣営の統一カラーに使い、「知的で活気あふれる和歌山」をアピール。情報公開の徹底や地場産業の振興なども有権者に訴えたが、市長選(8月1日に投開票)直前に参議院議員選挙があり投票率が上がらず、3選を目指し組織票を固めた現職の大橋建一に敗れた。 一線を退いたが第二の故郷・和歌山への思いは熱く、特に観光の視点から「産官学民が一体となってIR(カジノを含む統合型リゾート)を誘致することが和歌山の発展につながる」と強調している。 2018年、秋の叙勲で瑞宝中綬章を受章。
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