ほこり除去機構
ほこり除去機構
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 16:46 UTC 版)
「フォーサーズシステム」の記事における「ほこり除去機構」の解説
フォーサーズシステムの他の大きな特長として、オリンパスが開発したダストリダクションシステムの存在がある。これは、外界との隔壁となる円形の薄いガラス製の光学窓を、円周状の圧電アクチュエーターにて共振周波数(約30kHzの超音波帯域)で振動させることで付着したゴミを振るい落とし、下部に設けられた粘着剤付きのポケットに集塵するシステムである。この光学窓はフォーサーズシステム特有のバックフォーカスの長さを利用し、イメージセンサーから光軸方向に離れた位置に配置されており、万一ゴミが取りきれなかったとしても比較的写り込み難いようになっている。このシステムがフォーサーズシステムの規格に内包されているかどうかは不明であるが、現在のところ呼び名は異なるものの他メーカーのフォーサーズ準拠のカメラボディにも組み込まれている。
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