フィルターを超音波振動させる形式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/29 14:36 UTC 版)
「ほこり除去機構」の記事における「フィルターを超音波振動させる形式」の解説
フィルターに取り付けられた超音波振動ユニットを稼動させることによって微細な振動を起こし、その振動によってほこりを弾き飛ばす。オリンパスが「スーパーソニックウェーブフィルター(SSWF)」と名づけたものが代表格で、これを核とした「ダストリダクションシステム」が2003年10月に発売されたE-1にデジタル一眼レフカメラとして初めて搭載された。以後同様のシステムがパナソニックのDMC-L1などフォーサーズシステムのデジタル一眼レフカメラにも採用されている。また、キヤノンの「セルフクリーニングセンサーユニット」、ニコンの「イメージセンサークリーニング機能」、ペンタックスの「ダストリムーバルII(DR II)機構」はローパスフィルターや赤外吸収ガラスを超音波振動させるという、オリンパスと似た形式をとっているため、こちらの分類に入る。
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