ほくと大納言【ホクトダイナゴン】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7694号 |
登録年月日 | 2000年 2月 22日 | |
農林水産植物の種類 | あずき | |
登録品種の名称及びその読み | ほくと大納言 よみ:ホクトダイナゴン |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 北海道 | |
品種登録者の住所 | 北海道札幌市中央区北3条西6丁目 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 村田吉平、島田尚典、藤田正平、千葉一美、原正紀、白井滋久、足立大山 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「十育113号」に「十育80号」を交配して育成された固定品種であり,育成地(北海道河西郡芽室町)における成熟期は中の晩,分枝数が多く,子実の形が円筒,大きさが極大の夏小豆型品種である。伸育型は直,蔓化性は難,分枝数は多,若茎の色は緑,主茎長は中の短,主茎節数は少である。葉色は緑,小葉の大きさは中,下位葉及び上位葉は円葉,花色は黄,熟莢色は極淡褐,莢の長さは中,幅は広,莢内粒数は少である。子実の形は円筒,大きさは極大,種皮の斑紋の種類は無,種皮の地色は淡赤,品質は上である。生態型は夏小豆型,開花期は中,成熟期は中の晩,倒伏抵抗性及び子実収量は中,ウイルス病抵抗性及び落葉病抵抗性は弱,種皮歩合は低である。「アカネダイナゴン」と比較して,莢が長いこと,子実の形が円筒で大きさが大きいこと,種皮の地色が淡赤であること等で,「カムイダイナゴン」と比較して,種皮の地色が淡赤であること,倒伏抵抗性が強いこと,ウイルス病抵抗性が弱いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和58年に北海道立十勝農業試験場(北海道河西郡芽室町)において,「十育113号」に「十育80号」を交配し,初期世代は集団選抜,以後,雑種第5代以降は系統育種法により育成された固定品種であり,平成4年より生産力検定試験,低温抵抗性及び耐病性等の特性検定試験,5年より奨励品種決定調査等の試験を行い,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「十育133号」であった。 |
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