ぺんてるフラッシュ【ペンテルフラッシュ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10941号 |
登録年月日 | 2002年 12月 16日 | |
農林水産植物の種類 | ファレノプシス | |
登録品種の名称及びその読み | ぺんてるフラッシュ よみ:ペンテルフラッシュ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 12月 17日 | |
品種登録者の名称 | ぺんてる株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都中央区日本橋小網町7-2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 和気仁志 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、Phalanetia「アイレーン」を母系とし、Phalaenopsis equestrisを父系とする交雑品種であり、花色はセパル及びペタルが紫白の地色に明赤味紫のぼかしが入り、リップ中央裂片は濃赤味紫の、平咲きの小型種である。株の大きさは小、草姿は横性である。葉の正面の形は広線形、先端の形は鋭先形、横断面の形はⅢ型、向きは斜上、ねじれは無、幅は21~35mm、長さは10.1~20cm、表面の色は暗黄緑である。花序の型は総状、花数は11~15、花型は平、花の横径及び縦径は3.1~5.0cmである。ドーサル・セパルの正面の形は広線形、先端の形は鋭形、周縁の波打ちは無、ラテラル・セパルの正面の形は長楕円状披針形、先端の形は鋭形、周縁の波打ちは無である。ペタルの正面の形は倒披針形、先端の形は鋭形、周縁の波打ちは無である。リップ中央裂片の正面の形はⅤ型、横断面の形はⅢ型である。花色はセパル及びペタルは紫白(JHS カラーチャート8901)の地色に明赤味紫(同8905)のぼかしが入る、リップの中央裂片は濃赤味紫(同8907)で、側裂片は濃赤味紫(同8907)の地色に紫白(同8901)の爪斑が入る。花の香りは弱、開花期は春である。Phnta.「アイレーン」と比較して、葉の正面の形が広線形であること、花型が平であること、リップ中央裂片に斑の模様がないこと等で、Phal. equestrisと比較して、花型が平であること、ドーサル・セパル正面の形が広線形であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、Phnta.「アイレーン」を母系とし、Phal. equestrisを父系とする交雑品種で、平成8年に委託栽培者の温室(埼玉県草加市)において交配組合せ検定試験を実施し、10年から特性の調査を行い、11年に目標とする特性であることを確認して育成を完了したものである。 |
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