ふっくりんことは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 生物 > 品種登録データベース > ふっくりんこの意味・解説 

ふっくりんこ【フックリンコ】(食用作物)

登録番号 第13868号
登録年月日 2006年 3月 9日
農林水産植物の種類
登録品種の名称及びその読み ふっくりんこ
 よみ:フックリンコ
品種登録の有効期限 25 年
育成者権の消滅  
品種登録者の名称 北海道
品種登録者の住所 北海道札幌市中央区北3条西6丁目
登録品種の育成をした者の氏名 田中一生尾崎洋人越智弘明品田裕二、沼尾吉則、宗形信也萩原誠司前田博佐々木忠雄本間昭、吉村徹太田早苗扶美
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、出願所有育成系統に「上育418号」(後の「ほしのゆめ」)を交配して育成され固定品種であり、育成地(北海道亀田郡大野町)における成熟期晩生の早、稈長がやや短、障害型耐冷性が強の水稲粳種である。型は穂数、稈長はやや短、稈の細太、剛柔及び葉身毛茸有無多少は中、止葉直立程度は立、葉身及び葉鞘の色は緑である。穂長は中、穂数はやや多、粒着密度はやや疎、穂軸の抽出度は中、穂型は紡錘状、穎毛の有無多少は中、穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄、護穎の色は淡黄有無多少は少、長は短、色は黄白-黄である。玄米の形はやや細長大小はやや大、粒色は白、色沢はやや淡、精玄米千粒重はやや大、玄米見かけ品質は中の上光沢は良、香りは無、腹白多少は少、胴割の多少極少食味上の下である。水稲陸稲の別は水稲、粳・糯の別は粳、出穂期及び成熟期晩生の早、穂揃日数は中、障害型耐冷性及び出穂遅延型耐冷性は強、耐倒伏性は中、脱粒性は難、地上部全重及び収量は中である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-a,i,k、穂いもち及びいもちほ場抵抗性はやや弱、しま葉枯病抵抗性品種群別は日本水稲型(+)である。アミロース含量は中、蛋白質含量はやや低である。「きらら397」及び「ほしのゆめ」と比較して、粒着密度が疎であること、出穂期晩いこと、出穂遅延型耐冷性が強いこと等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
この品種は、平成5年北海道立中央農業試験場岩見沢市)において、出願所有育成系統に「上育418号」(後の「ほしのゆめ」)を交配し7年北海道立道南農業試験場亀田郡大野町)において雑種4代個体選抜行い以後固定図りながら特性の調査継続し15年にその特性が安定していることを確認して育成完了したのである




このページでは「品種登録データベース」からふっくりんこを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からふっくりんこを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からふっくりんこ を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ふっくりんこ」の関連用語

ふっくりんこのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ふっくりんこのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
農林水産省農林水産省
Copyright The Ministry of Agriculture. Forestry and Fisheries of Japan
品種登録ホームページ

©2025 GRAS Group, Inc.RSS