びなす_(2代)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > びなす_(2代)の意味・解説 

びなす (2代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/23 14:24 UTC 版)

びなす(二代目)
びなす(津軽海峡フェリー移行当初の塗装)
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本(1995-2017)
インドネシア(2017-)
所有者 東日本フェリー(1995-2009)
道南自動車フェリー/津軽海峡フェリー(2009-2017)
運用者 東日本フェリー(1995-2008)
道南自動車フェリー/津軽海峡フェリー(2009-2017)
建造所 三菱重工業下関造船所
母港 室蘭港(1995 - 2017)
ジャカルタ(2017 -)
姉妹船 ほるす
信号符字 JD2733
IMO番号 9114567
MMSI番号 431800044
改名 ATHAYA(2017-)
経歴
起工 1994年8月17日
進水 1994年11月25日
竣工 1995年3月28日
就航 1995年3月31日
運航終了 2017年3月11日
要目
総トン数 7,198トン
載貨重量 3,096トン
全長 136.6 m
垂線間長 125.0 m
型幅 21.0 m
型深さ 12.03 m
喫水 5.7 m
機関方式 ディーゼル
主機関 2基
推進器 2軸
最大出力 18,200馬力
定格出力 15,510馬力
最大速力 21.88ノット
航海速力 20.0ノット
旅客定員 800名
乗組員 35名
車両搭載数 8tトラック 87台、乗用車 20台
テンプレートを表示

びなす(VENUS)は、津軽海峡フェリーの青森 - 函館航路に就航していたフェリーである。船名はギリシャ神話の美の女神アプロディーテーに由来する。本項目では1995年に就航した2代目を取り扱う。

概要

びなす(東日本フェリー時代)

1995年、姉妹船である「ほるす」と共に青森-室蘭航路に就航。三菱重工業下関造船所の記念すべき1000番船として建造された。

東日本フェリーではその後、僚船の「びるご」と共に何度か青森-函館航路と青森-室蘭航路を行き来したが、2007年9月1日に高速フェリー「ナッチャンRera」が就航すると古巣である青森-室蘭航路に転配される。2008年12月、東日本フェリー撤退後は一時青森港第4バースに係船されていたが、12月5日の朝便で「ばにあ」が引退したため、同日夕方便より道南自動車フェリー(現:津軽海峡フェリー)の青森-函館航路に転配・就航することとなった。

2016年度の2隻の新造船就航計画に伴い[1]、2017年3月にブルーハピネスが就航しその入れ替わりで引退。「ATHAYA」に改名されマルタへ売却。

船内

船室

第6甲板
  • 2等室「展望室」
  • 1等洋室(5室・津軽海峡フェリーではプライベートドッグルーム4名×2室とドッグルームに改装)
第5甲板
  • 特等室(洋室)(2名×3室)
  • 特等室(和室)(2名×2室)
  • 1等室(4名×14室)
  • 2等室(3室)
  • ドライバールーム(2段ベッド・計80名)

設備

第6甲板
  • レストラン(末期はオートレストラン)
  • ゲームコーナー
  • ドッグルーム - 最大20匹収容(津軽海峡フェリー時代に導入)
  • プロムナード
第5甲板
  • ショップ・自動販売機
  • レセプション(案内所)
  • 浴室(津軽海峡フェリーでは「シャワールーム」としてシャワーのみ利用可)

出典

脚注

[脚注の使い方]

参考文献

  • 船舶技術協会『船の科学』1995年7月号 第48巻第7号
  • 海人社『世界の艦船 別冊 日本のカーフェリー -その揺籃から今日まで-』2009年 JANコード 4910056040393

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「びなす_(2代)」の関連用語

びなす_(2代)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



びなす_(2代)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのびなす (2代) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS