ばやとは? わかりやすく解説

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バヤ【(ヒンディー)bāyāṃ】

読み方:ばや

インド打楽器の一。主に金属製の筒形の胴に皮を張った太鼓タブラと対にして用いられる。→タブラバヤ


ば‐や

連語接続助詞「ば」+係助詞「や」》

未然形付いて、「ば」が仮定条件、「や」が疑問の意を表す。もし…なら…だろうか

「心あてに折ら—折らむ初霜の置き惑はせる白菊の花」〈古今・秋下〉

已然形付いて、「ば」が確定条件、「や」が疑問の意を表す。…だから…だろうか。…ので…か。

「わが宿の花踏みしだくうたむ野はなけれ—(=野ハ花ガナイカラ)ここにしも来る」〈古今物名

[補説] 和歌多くみられる1は、疑問の意を表すか否かによって終助詞「ばや」と区別される


ばや

[終助]動詞動詞型活用助動詞未然形に付く。

話し手自身願望を表す。…たらなあ。…たい。

「これをかの北の方(かた)に見せ奉ら—」〈かげろふ・中〉

話し手自身意志を表す。…う。…よう。

「舟が出で候。急ぎ乗ら—と存じ候」〈謡・隅田川

多くは「あらばや」の形で、反語的に用いて)強い打消しを表す。…だろうか、いや、まったくそうではない。

「百や千の愁ひにてあら—」〈中華若木詩抄・中〉

[補説] 未然形に付く接続助詞「ば」に係助詞間投助詞とも)「や」の付いて一語化したもので、平安時代になって成立した語。あつらえの「なむ」が他に対す願望を表すのに対し、「ばや」は自己の願望を表す。2中世以降の用法で、「む」に近い。3は「ばこそ2㋐」に代わる室町時代の用法。


「ばや」の例文・使い方・用例・文例

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