日本人の死因の第3位を占める病気です。脳の血管が破れる脳出血、脳動脈瘤が破裂するくも膜下出血、脳の血管が詰まる脳梗塞に分かれます。1960年代なかばまで、わが国では脳出血がきわめて多く、これにより脳卒中死亡率が欧米の2倍にものぼっていましたが、血圧を良好にコントロールできる降圧剤の開発などにより、脳出血は減少し、現在は脳卒中の75%を脳梗塞が占めるに至っています。
脳卒中は寝たきりなどの要介護状態となる最大の原因にあげられますので、増えている脳梗塞への対策が求められています。脳梗塞は動脈硬化が脳の血管で進行した結果起こりますので、メタボリックシンドロームを改善し、動脈硬化を防ぐことを目的とした特定保健指導の成果が期待されるところです。
のう‐そっちゅう〔ナウ‐〕【脳卒中】
脳卒中
読み方:のうそっちゅう
脳卒中
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