にほん‐エネルギーけいざいけんきゅうじょ〔‐ケイザイケンキウジヨ〕【日本エネルギー経済研究所】
(財)日本エネルギー経済研究所
【英】: the institute of energy economics, japan
わが国並びに諸外国のエネルギー諸般の事情を客観的に分析することにより、わが国のエネルギー産業の健全な発展とエネルギー需要産業の発展および国民生活の向上に寄与するため、国民経済全般の観点から専門的な研究を目指すこと(設立趣意書より)を目的として、1966 年(昭和 41 年)に設立された財団法人である。 主な事業は、(1) 海外エネルギー情報の収集、整理、分析、(2) わが国のエネルギー産業の分析、需要予測、(3) 省エネルギー情報の収集、整理、分析、(4) 海外エネルギー関係諸機関との交流、国際プロジェクトの推進(OECD 、各国政府、研究所など)、(5) エネルギー政策および企業の経営戦略に関する諸課題の解明などであり、通産省、経済企画庁、外務省などの政府機関、またその他準政府機関などの調査・研究受託機関となっている。現在当研究所の研究テーマとして、内外エネルギー情勢の動向分析、経済活動とエネルギー、省エネルギーを掲げ、また将来の研究テーマとしては、新エネルギー、ローカル・エネルギー、エネルギー国際協力を挙げている。なお、1984 年(昭和 59 年)10 月 1 日には、「必要に応じて精度の高いデータを素早く入手でき、また、適切なモデルを作成し計量分析を行うことにより、迅速に対処できる体制作り、すなわちエネルギー・データ・ベースの確立が必要である」として、本研究所の附属機関としてエネルギー計量分析センターを設立している。附属機関としては、上記以外に、エネルギー情報センター(1981 年:昭和 56 年 8 月 10 日設立)がある。 |

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