なさるとは?

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なさ・る【為さる】

【一】[動ラ五(四)

「する」「なす」の尊敬語あそばす。「研究を—・る」

補助動詞)他の動詞連用形動作性の漢語名詞に付いて敬意添える。「お…なさる」「御(ご)…なさる」の形でも用いる。…あそばす。「連絡—・ったほうが、いいでしょう」「お見舞い—・る」「御旅行—・る」

[補説] 丁寧の助動詞「ます」が付くときは、「なさります」よりも「なさいます」の形をとるのが普通。また、命令形には二つの形があるが、「なさい」が普通で、「なされ」は古風言い方

【二】[動ラ下二なされる」の文語形


なさ‐・る【為】

1 〔他ラ下二〕 ⇒なされる(為)

2 〔他ラ五(四)〕 ((一)四段活用したもの

[一] 「する」の尊敬語

歌舞伎関東小六今様姿(1698)二「小六起上り是は何となさる』」

吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一〇「早くなさらないと間に合ひませんよ」

[二] 補助動詞として用いる。動詞連用形または「お・ご」を冠した動作性の語に付く。

雑兵物語(1683頃)下「左助殿の着なさった具足下散日数もたたないにひっちぎれたが」

当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉二「お連お方はあちらの店へあがって、遊んでおいでなさるじゃあありませんか

[語誌](1)なされる」の四段活用化は、近世初期東国語としてみられる。後期には四段一般化する。
(2)後期江戸語では、連用形「なさっ(た・て)」が「なすっ(た・て)」の形でも現われる。「御部やの御機嫌の能いよふになすったがいいのサ」〔洒・南閨雑話馴染の体〕「此間マアお聞きなすってくださりまし」など。
(3)「なさら(ない)・なさる(な)」が、「なさん(ねへ)・なさん(なよ)」になったものがある。「直さんうらみだ。なぜしらせてくんなさんなへ」〔洒・仇手本‐三〕「あんまり人を踏つけにしなさんなヨ」〔人情春色辰巳園‐初〕など。
(4)連用形命令形に「なさい」の形も用いられる。→なさい。
(5)東国田舎ことばとして「なさろ」の形がみえる。「御酒よりゃアはやく寝なさろ」〔洒・世説新語茶‐変語〕など。
(6)上方語では「なはる」に変化し、現在まで使われている尊敬語「はる」に発展している。


~なさる

方言共通語使用例または説明
~なさる~する(敬語「もう帰りなさるかねー」(もうお帰りになりますか)


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