辻真先(つじ・まさき)
1932年(昭7)、名古屋市生まれ。名古屋大学文学部卒。父は元代議士の辻寛一。NHK時代には胡桃沢耕史が先輩。
1962年(昭37)、NHKを退社後、「エイトマン」「サザエさん」などアニメーションの脚本を手がける。
1963年(昭38)、桂真佐喜名義で「宝石」に「生意気な鏡の物語」を掲載。
1963年(昭38)、桂真佐喜名義の「仲の良い兄弟」が第5回宝石賞次席となる。
1975年(昭50)、桂真佐喜名義の「たかが殺人じゃないか」第21回江戸川乱歩賞候補作となった。
1972年(昭47)、「仮題中学殺人事件」を刊行。
1979年(昭54)に「小説推理」に発表した「村でいちばんの首吊りの木」は日本推理作家協会の「推理小説代表作選集 推理小説年鑑 1980年版」に収録される。
1981年(昭56)に刊行した「アリスの国の殺人」で、1982年(昭57)、第35回日本推理作家協会賞長編賞を受賞。
1982年(昭57)に「小説新潮」に発表した「上役を静かにさせる法」は日本推理作家協会の「推理小説代表作選集 推理小説年鑑 1983年版」に収録される。
1997年(平9)、には日本推理作家協会設立50周年を迎え、記念事業として企画された文士劇「ぼくらの愛した二十面相」の脚本を執筆。
2004年(平16)、第39回長谷川伸賞受賞。
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