つくばエクスプレス開業以降
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 01:20 UTC 版)
「つくば号」の記事における「つくばエクスプレス開業以降」の解説
2005年(平成17年)8月24日の首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス(以下「TX」と表記)開業以降は、多くの乗客が同線に移り、結果乗客数が従来の約30%にまで減少した。特に、従来から首都高速道路の渋滞の影響で定時性に難があった東京行上り便の落ち込みが激しい。 それでも、TXの開業日から停留所を3か所増設して利便性の向上を図る一方、運賃を100円値下げしてTX秋葉原 - つくば間の運賃と同額とし、割安感を出すなどの営業施策を講じたものの、より速くて正確なTXに流れた乗客は戻ることはなく、同年11月1日のダイヤ改正で運転間隔を20分間隔とする減便改正が行われたほか、初発をつくば5時・東京6時30分に繰り下げた。また、併せて関東鉄道が運行担当するメガライナー便は全便廃止された。その後も利用客の減少に歯止めが掛からないことから、JRバス関東が担当するメガライナー便についても2006年(平成18年)5月28日をもって「つくば号」としての運用を終了し、同年6月以降メガライナーは「青春メガドリーム号」(東京 - 大阪)に転用された。 同年10月には一部の便が筑波大学まで延長され、2008年1月からほとんどの便が筑波大学まで運行されるようになった。一方で全体的な本数は減少している。
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