ため池跡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/19 14:37 UTC 版)
上記の小型の砂留の奥にあり、渓谷の中に堤防を築いて円形の「ため池跡」がある。堰堤の下部は鎧積みで上部は土塁になっている。堰堤も他の砂留と異なり、アーチ式ではなく円形になっている。池の中には丸太と針金で造られた構造物が遺残しており、比較的近世まで貯水施設として使用されていたことが伺える。「モデル治山治水大谷山観光森林公園圖」にも記載されている。堰堤の上は通路になっている。渓流はため池の左側を流れてから2方向(左手側と上側)に分かれ、それぞれに5番、6番砂留がある。 中央に残る木造の遺構 同右側より 円形の「ため池」類似の構造 下側は鎧積みの石垣
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ため池跡
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旧わらび荘の廃墟を過ぎて県道が左にカーブする箇所の右手側にある。堰堤の下流側は土塁となっており、中央に越流部がある。堰堤の内側には石垣が組まれている。昭和36年の「モデル治山治水大谷山観光森林公園圖」には未貯水の状態で描かれており、当時より貯水していない状態だったことが分かり、堀町川が溢れたときに一時的に貯水する目的で作られたと思われる。ため池を1周する歩道が残されている。元ため池の底だった部分には、近世に造られた井戸が残っている。北緯34度30分25.9秒 東経133度15分39.4秒 / 北緯34.507194度 東経133.260944度 / 34.507194; 133.260944 下流側は土塁となっている。手前の道は県道 内側は石積み 上流側より ため池跡の中にある井戸 この後、堀町川は渓流Bと渓流Cの合流部を過ぎると、その後は県道は短い橋で堀町川の右側から左側に移る。
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