たいざん

デジタル大辞泉

たい‐ざん【大山／太山】

読み方：たいざん

大きな山。

たい‐ざん【泰山／岱山／太山】

読み方：たいざん

中国、山東省中部にある名山。標高1524メートル。中国五岳の一。古来信仰の対象となり、秦・漢時代から皇帝が封禅(ほうぜん)の儀式を行った所。玉皇廟など古跡が多い。1987年、世界遺産（複合遺産）に登録された。岱宗。タイシャン。

高く大きな山。

世界宗教用語大事典

たいざん 【泰山】

岱山・太山とも書く。中国山東省にある名山。五岳中の東岳。天子がここに諸侯を集め、封禅の祭儀を行った（封は天祭、禅は山川祭）。死者の集まる山ともされ、仏典では地獄を太山とすることもある。ために道士・僧侶が登り廟祠や仏寺が多くある。泰山には山神がいるといい、道家で人の寿命・福禄を司る神（泰山府君）としている。日本ではこれを、地獄の閻魔王の書記で本地が地蔵尊だとの信仰のもと、比叡山西坂本の赤山権現として祀る。

隠語大辞典

大山

読み方：たいざん

1. 被害金品ノ多額ナル窃盗犯。〔第三類　犯罪行為〕
2. 贓品が沢山にあること。「たいざん」と云ふのはもと「だいざん」（台山）と云つて、これを音訛したものか又或一部の者の間にだけ「たいざん」と云つてゐるのでなからうか。「だいさき」「だいさきのもの」等を参照。
3. 贓品が沢山にあること。

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