その他特筆すべき過去の受賞例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 20:32 UTC 版)
「ゴールデングラブ賞」の記事における「その他特筆すべき過去の受賞例」の解説
同一チーム所属の複数選手が特定部門を長期間独占的に受賞した例 セ・リーグ 投手部門:2003年まで32年間(延べ33人)中30人(90.9%)が受賞時点で巨人に所属、もしくは過去に所属していた選手。この間、巨人への所属経験のない投手が受賞したのは1986年の北別府学(広島)、1993年の今中慎二(巨人・桑田との同時受賞)、2001年の野口茂樹(いずれも中日)のみ。ちなみに野口は2005年シーズンオフにFA権を行使して巨人に移籍している。2004年以降、巨人に所属、もしくは過去に所属していた選手の受賞はディッキー・ゴンザレスと菅野智之のみ。 セ・リーグ 一塁手部門:1999年まで28年間中26人(92.9%)が受賞時点で巨人に所属、もしくは過去に所属していた選手。内訳は王貞治9回、中畑清7回、駒田徳広10回と3人で独占的に受賞。2000年以降、巨人に所属、もしくは過去に所属していた選手の受賞はホセ・ロペスのみ。 受賞者の得票が「該当者なし」を下回った例受賞者球団リーグ年度守備位置総投票数有効投票数得票数「該当者なし」の投票数渡邉博幸 中日 セ 2004年 一塁手 171票 42票 50票 畠山和洋 ヤクルト セ 2012年 一塁手 245票 64票 102票 アレックス・カブレラ オリックス パ 2008年 一塁手 143票 40票 53票 チームの成績の躍進により多数選手が受賞した例 セ・リーグ1992年に最下位から2位に躍進した阪神は前年0人だったが同年4人に増加。このうちジム・パチョレック、トーマス・オマリー、亀山努は通算でもこの年のみの受賞。翌年は2人。 1998年にレギュラーシーズン最高勝率を記録した横浜(2012年よりDeNA)は前年2人だったが同年は5人に増加。投手を除く内野の全ポジションを独占した。翌年は2人、2000年以降は金城龍彦(2005年・2007年)、荒波翔(2012年 - 2013年)、ホセ・ロペス(2016年 - 2019年)、桑原将志(2017年)の4人による9回のみ。 2003年にレギュラーシーズン最高勝率を記録した阪神は前年0人だったが同年は4人に増加。翌年は1人。 2015年にレギュラーシーズン最高勝率を記録したヤクルトは前年0人だったが同年は3人に増加。 パ・リーグ2005年に10年ぶりにレギュラーシーズン勝率3位以内(2位)のロッテは前年0人だったが同年は5人に増加。翌年は2人。 2006年に25年ぶりにレギュラーシーズン最高勝率を記録した日本ハムは前年1人から同年は5人に増加、外野の3ポジションを独占した。
※この「その他特筆すべき過去の受賞例」の解説は、「ゴールデングラブ賞」の解説の一部です。
「その他特筆すべき過去の受賞例」を含む「ゴールデングラブ賞」の記事については、「ゴールデングラブ賞」の概要を参照ください。
- その他特筆すべき過去の受賞例のページへのリンク