その他特殊車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 08:18 UTC 版)
東京消防庁の即応対処部隊には2台1組で広域浸水地や土砂災害現場へ向かい即座に部隊を展開できるよう水深1.2メートルまでの浸水地や43度までの傾斜を走行することが出来る、ダイムラー製ウニモグに艤装を施して高機動救助車が配備された。箱ボディの活動型と平ボディに幌をつけた資材運搬型の2種類がある。装備は、フロントに5トン引きウインチを備え、活動型はC-1級の可搬ポンプを、資材運搬型は2.9トン吊のカニクレーンを装備している。泥濘地や急斜面、浸水地、道路損壊地等へ先行するための不整地走行性能を持った四輪駆動式の全地形活動車も2台1組で配備され、タイヤと三角クローラーの付け替えが可能な仕様になっている。東京消防庁の消防救助機動部隊には、2本の腕とスライド式ベルトコンベアーで救助隊員では救出困難な場所で逃げ遅れた人の救出活動をする救助ロボット「ロボキュー」が配備されている(現場までは資材搬送車の専用コンテナで運搬される)。なお、現在の車輌は2代目で小型になっている。
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