その他備砲
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「インファンタ・マリア・テレサ級装甲巡洋艦」の記事における「その他備砲」の解説
本型の副砲には「カネー Model 1884 14cm(50口径)速射砲」を採用した。その性能は36.5kgの砲弾を、仰角25度で15,000mまで届かせられた。この砲を単装砲架に据え付け、俯仰能力は仰角15度・俯角10度である。旋回角度は舷側ケースメイト配置で150度の旋回角度を持つ、主砲身の俯仰・砲塔の旋回・砲弾の揚弾・装填は主に人力を必要とした。発射速度は毎分4発であった。その他に対水雷艇用に「7.62cm=12ポンド(50口径)速射砲」を単装砲架で片舷5基ずつ計10基を、オチキス社の「オチキス 4.7cm(43.5口径)速射砲」を単装砲架で10基を装備した。近接攻撃用にノルデンフェルト 25mm機関砲を単装砲架で8基を装備した。他に対艦攻撃用に35.6cm魚雷発射管を単装8基を配置していた。
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その他備砲
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「クロンシュタット級重巡洋艦」の記事における「その他備砲」の解説
高角砲も、新設計の「B-34 Pattern 1940 年型 100mm(56口径)高角砲」を採用した。その性能は15.6 kgの砲弾を仰角45度、最大射程22,241 m、最大仰角85度で高度9,895 mで、防楯付の連装砲架で4基を配置した。砲架の旋回と俯仰は電動もしくは人力で行われ、俯仰角は仰角85.5度・俯角5.5度で旋回角度は360度旋回角度を持つ。しかし実際は上部構造物により射界に制限があった。発射速度は毎分16発だった。砲架は後部マストの脇に1基ずつ、2番煙突の脇に1基ずつの片舷2基の計4基を搭載した。 他に近接火器として「1941年型 70-K 37mm(67口径)高角機関砲」を採用した。この砲は0.732 kgの砲弾を仰角45度8,400 m、最大仰角85度で高度5,000 mまで届かられた。旋回と俯仰は電動と人力で行われ、俯仰は仰角85.5度・俯角10度で360度旋回できたが実際は上部構造物により射界に制限があった。発射速度は毎分160~180発で、これを四連装砲架で7基28門を搭載する設計だった。
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