その他の足場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/08 01:50 UTC 版)
単管足場枠組足場に対して単管パイプ(外径48.6mm×厚さ2.4mm)を使用する「単管足場」があり、設置場所の巾により使いわけされている。 くさび緊結式足場住宅建築では、ビル等の建設工事より複雑な形状の外壁が多く「枠組足場」は適さない為、「くさび緊結式足場」が主に使用される 張出し足場地上から建地等を立てられない場合に、建物の途中から外側に張出材を取付けてこの上に枠組足場等を組み立てる構造のものである。張出材には主にアングル材をトラス状に組んだ足場ブラケット・アングルブラケット等を使用する。 単管抱き足場単管足場のひとつで、足場の設置部分が極端に狭い場合に、一列の単管建地に布パイプを2本並べて取付てこれを床材とするものである。これは作業床は40cm必要であるとする労働安全衛生規則に違反するので、作業床としては認められない。 単管ブラケット足場単管足場のひとつで、一列の単管建地に伸縮ブラケットを取付てこれに足場板を敷き床材とし、さらに単管パイプで手摺等を設けたものである。枠組足場がメインの現場であっても、躯体の形状等の制限から足場の一部に使用する場合が多い。 つり棚足場つりチェーンおよびつりチェーン用クランプを用いて、躯体の鉄骨等から足場用単管または角形鋼管を井桁に組んだものをつり下げて、その上に足場板を架け渡した足場で、鉄骨のボルト締め、溶接あるいは鉄筋の組み立て作業等に使用される。 システム式つり足場高架橋および橋梁工事等に使用されるプレハブ式のつり足場で、端桁等からつりチェーンで吊り下げるタイプで、枠梁等の専用部材を用いてその上に作業床を形成する構造となっている。 移動式足場専用の枠組を用いてこれに鋼製布板、梯子または階段、キャスター等を組合せ足場としたものであり、一般にローリングタワーと呼ばれる。短期間の高所作業に用いられる。
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