その他の注意点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 00:14 UTC 版)
このほか、横須賀線・湘南新宿ライン系統の列車が利用する、品川駅~新川崎駅経由 - 横浜駅の経路である東海道本線の支線・品鶴線のルートも誤解が生じやすい。品鶴線の列車はすべて鶴見駅を通過するという事情から、時刻表上や駅ないし列車内に掲示された路線図の中には、品鶴線が鶴見駅を経由していないように書かれたものが存在していた。それゆえ例えば、ルート上南武線で立川駅から川崎駅方面に向かう際、路線図上では「立川駅 - (南武線) - 尻手駅 - (南武線支線) - 浜川崎駅 - (鶴見線) - 鶴見駅 - (東海道本線) - 品川駅 - (品鶴線) - 横浜駅」の片道ルートが可能であると誤解し得る状態があった。しかし品鶴線は実際は鶴見駅終点になっており運賃計算上もそう扱われるため、この浜川崎経由だと鶴見駅を2度通ることになり、そこで運賃計算が打ち切られてしまう。なお、JTBパブリッシング発行『JTB時刻表』2007年10月号10ページ、16ページでは品鶴線は鶴見駅の品川寄りで東海道本線に合流するように描かれており、このような誤解がされないような配慮になっている。。 よって、実際にテレビ[何の?]でも放送された「立川駅 - (南武線) - 川崎駅 - (東海道本線) - 品川駅 - (品鶴線) - 横浜駅」が正解となる。 なお、2010年3月13日に品鶴線上に武蔵小杉駅が開業し同駅で南武線と接続したため、現在の立川駅 - 横浜駅間の最長ルートは以下の通りになる。 立川駅 - (南武線) - 武蔵小杉駅 - (品鶴線) - 品川駅 - (東海道本線) - 川崎駅 - (南武線) - 尻手駅 - (南武線支線) - 浜川崎駅 - (鶴見線) - 鶴見駅 - (東海道本線) - 横浜駅 また、整備新幹線の開業による在来線の第三セクターへの移管や路線自体の廃止などで、NHK「列島縦断 鉄道12000キロの旅 ~最長片道切符でゆく42日~」放送時とは大きくルートが異なる。
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