その他の宮
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 17:38 UTC 版)
河南(カナン) 里樹妃付きの侍女頭。元は毒見役だったが、他の侍女と同様に里樹妃をいじめていた。園遊会では魚介を食べられない里樹妃の膳を玉葉妃用のメニューと入れ替えたりしたが、アレルギー持ちの里樹妃にとっては命に関わるものだと猫猫から忠告を受ける。それ以来親身に接するようになり、金剛宮の中では数少ない味方となった。 杏(シン) 梨花妃付きの侍女頭。 梨花妃とは従姉妹同士で主上の手が付くことも期待されていたが、自分が上級妃として後宮入りできなかったことを妬んでいた。猫猫の介入により梨花妃に対する悪意が表面化し、梨花妃に盛るための堕胎薬を作ろうとしていたことが暴かれる。皇帝の子に対する堕胎の企てであったため本来は重罪になるはずが、主に対する「暴言の罪」を理由に梨花妃より直接解雇される。 風明(フォンミン) 阿多妃付きの侍女頭。 東宮妃時代からの古株だが、実家の伝手で手に入れたものが原因で妃に負い目があり、それを隠蔽するために里樹妃の命を狙う。結果的にことは表沙汰にはならなかったが、内々に処理される。彼女の実家と繋がりのあった女官は、その関係の強弱を問わず解雇され、猫猫も人攫いから買った商家(書類上の実家)に繋がりがあったために連座となっている。 子翠(シスイ) 楼蘭妃付の小柄な下女。虫が好きで生態に詳しく、後宮でも虫を捕えて回っているので、人に理解されない嗜好や旺盛な探求心など猫猫と共通点が多く親しく接することになる。 実は楼蘭妃本人で「子翠」は異母姉の本名である。
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