すその360号【スソノ360ゴウ】(きのこ類)
登録番号 | 第6383号 | |
登録年月日 | 1998年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | しいたけ | |
登録品種の名称及びその読み | すその360号 よみ:スソノ360ゴウ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 3月 24日 | |
品種登録者の名称 | 日本農林種菌株式会社 | |
品種登録者の住所 | 静岡県裾野市佐野464番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 望月肇 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「日農270号」の一核菌糸に紫外線処理を行い交配して育成されたものであり,やや小葉,中肉の春秋発生型自然栽培向き低中温性品種である。 菌さんの形は円形,凸形,肉の形は1型,大きさはやや小,色は褐色,菌さんの厚さ及び肉質は中である。りん皮の付着部位は周縁,大きさは中,色は無である。菌しゅうの型は1型,色は白色,並び方は正常,幅はやや狭,密度は密である。菌柄の形は2型,長さはやや短,菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は1.5~1.9,太さはやや太,色は有,毛の多少及び色は有である。子実体の発生時期(自然栽培)は春秋,発生温度は低中温である。乾物率は10~14%,子実体1個当たりの平均乾重は3.0~3.4g,収量性は中である。 「日農270号」及び「日農16-06号」と比較して,菌さん側面の形が凸形であること,菌さんの肉の形が1型であること等で区別性が認められる。なお,「日農270号」及び「日農16-06号」との対峙培養において明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者の施設(静岡裾野市)において,昭和60年に「日農270号」から得た一核菌糸に紫外線処理を行い,61年にこれらを交配して得られた菌株の中から選抜,以後,栽培試験を行い,平成6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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