すずこまち【スズコマチ】(食用作物)
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登録番号 | 第12278号 |
登録年月日 | 2004年 11月 8日 | |
農林水産植物の種類 | 大豆 | |
登録品種の名称及びその読み | すずこまち よみ:スズコマチ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 長野県 | |
品種登録者の住所 | 長野県長野市大字南長野字幅下692番地の2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 矢ヶ崎和弘、坂元秀彦、高松光生、山田直弘、高橋信夫、田中進久、元木悟、西牧清、小林勉、小野佳枝、重盛勲、宮崎尚時 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「納豆小粒」に「タチユタカ」を交配して育成された固定品種であり、育成地(長野県塩尻市)における成熟期は中、伸育型は有限、主茎長は長、粒は小、種皮色が黄、粒形が扁球で納豆用の品種である。伸育型は有限、分枝数は中、胚軸の色は紫、主茎長は長、主茎節数は中、最下着莢節位高は低である。小葉の形は円葉、数は3枚葉、花色は紫である。熟莢の色は褐、裂莢の難易はやや難、毛茸の多少は中、色は白である。種皮の単色・複色の別は単色、地色及び粒の子葉色は黄、粒形は扁球、臍の色は黄、粒の大小は小、子実の品質は上である。開花期及び成熟期は中、生態型は中間型、粗蛋白含有率、粗脂肪含有率及び倒伏抵抗性は中である。「納豆小粒」と比較して、主茎節数が少ないこと、成熟期が早いこと等で、「コスズ」と比較して、熟莢色が褐であること、子実の形状が扁球であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成元年に長野県中信農業試験場(塩尻市)において、「納豆小粒」に「タチユタカ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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