白久の串人形
名称: | 白久の串人形 |
ふりがな: | しろくのくしにんぎょう |
種別1: | 民俗芸能 |
保護団体名: | 白久人形座 |
選択年月日: | 1973.11.05(昭和48.11.05) |
都道府県(列記): | 埼玉県 |
市区町村(列記): | 秩父郡荒川村大字白久五二五 |
代表都道府県: | 埼玉県 |
備考: | 所在地が同一都道府県内のもの(このデータは種別1から移行しています) |
解説文: | この芸能は埼玉県秩父郡荒川村大字白久に伝承される人形芝居の一種で、その源は文久元治年間に始められたといわれる。人形は二本の竹串を使って操つるので串人形と呼ばれている。人形は全長六十~七十センチの小人形で二人遣いである。主遣いは左手で支え棒を持ち人形を固定させ、右手は胴から下っている篠竹を持ち、引き栓に親指をかけて首を動かす。手遣いは主遣いに重なるように座って両手を前方に差し延べ、人形の袖口からその手首に差し込んである長さ約五十センチの竹串を操って人形の手さばきをつける。舞台は幅四メートルの腰幕を張り、その奥に約一、三メートルの間をおいて二重幕を張り遠見やふすまをつるす。浄璃瑠はもと説経節であったが、現在は義太夫節である。「御所桜堀河夜討」、「傾城阿波の鳴門」、「生写朝顔話」などを上演する。(毎年四月十八日公開) |
渡来芸・舞台芸: | 江戸の糸あやつり人形 淡路人形浄瑠璃 猿倉人形芝居 白久の串人形 白山神社舞楽 益田の糸あやつり人形 相模人形芝居 |
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