白地二重蔓牡丹文金襴九条袈裟〈不遷法序所用/〉
| 主名称: | 白地二重蔓牡丹文金襴九条袈裟〈不遷法序所用/〉 | 
| 指定番号: | 2249 | 
| 枝番: | 00 | 
| 指定年月日: | 1969.06.20(昭和44.06.20) | 
| 国宝重文区分: | 重要文化財 | 
| 部門・種別: | 工芸品 | 
| ト書: | |
| 員数: | 1領 | 
| 時代区分: | 明 | 
| 年代: | |
| 検索年代: | |
| 解説文: | この二領の袈裟は、伝法衣として伝存したもので、共に名物裂【めいぶつぎれ】の金襴【きんらん】を用いたものであり、当時の海外文化交流のあとを示すと同時に、後世の染色品に大きな影響を与えた点において貴重な資料である。 前者は、現在八条に仕立てなおしてあり、表には、蘇芳地雲宝尽文金襴を用いている。この金襴は、富田金襴と称される名物裂であり、資料として貴重である。将軍足利義満の信任の厚かった天竜寺の空谷明応(仏日常光国師)の所用と伝え、塔頭の慈済院に伝わったもので中国、元代の作である。 後者は、九条仕立てで、名物裂の金地二重蔓牡丹文の金襴で仕立てられている。金地二重蔓の金襴の明確な古い遺品として価値は高く、織技も優れている。夢窓国師の弟子、天竜寺の住持となった不遷法序(慈明禅師)の伝法衣で、塔頭三秀院に伝わったもので、中国、明時代初期の作である。 | 
| 工芸品: | 甲冑金具 甲冑金具 男山蒔絵硯箱 白地二重蔓牡丹文金襴九条袈裟 白地松鶴亀草花文繡箔肩裾小袖 白地竹文辻ヶ花染小袖 白地若松模様辻が花染胴服 | 
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