尚仁沢上流部イヌブナ自然林とは? わかりやすく解説

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尚仁沢上流部イヌブナ自然林

名称: 尚仁沢上流部イヌブナ自然林
ふりがな しょうじんざわじょうりゅうぶいぬぶなしぜんりん
種別 天然記念物
種別2:
都道府県 栃木県
市区町村 塩谷郡塩谷町
管理団体
指定年月日 2006.07.28(平成18.07.28)
指定基準 植2
特別指定年月日
追加指定年月日
解説文: 対象地高原山南東斜面中腹標高860~980mで、やや緩傾斜地域位置しイヌブナを含む良好な自然林残され地域である。イヌブナブナ科ブナ属落葉高木で、ブナ異なりしばしば株立ちする。分布本州岩手以南)・四国九州宮崎以北)の主に太平洋側で、シイ・カシブナ林との中間域に成立する森林代表的な樹種一つである。ブナとも混交するが、ブナより多少標高が低い地域分布しシデ類コナラ落葉広葉樹、モミ・ツガなどの温帯性針葉樹混交することが多い。
イヌブナブナより低標高地域分布し人間活動の影響を受けやすいため、早くから伐採されてきたといわれている。対象地域周辺緩傾斜地で古くから開拓され軍馬牧場等に利用されてきた。指定予定地はこれよりやや上部であり、ほとんど利用され良好な森林残されてきた。現在のイヌブナ立地としては、どちらかというと急峻な斜面中心で、緩傾斜地に発達している森林は非常に少なく学術的価値も高い。
当該地域イヌブナ中心とした森林緩傾斜地に良好に残されたもので、学術的価値も高い。
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