しのぶとの関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 16:12 UTC 版)
あたるの初登場は他の女を見ていたあたるが彼女であるしのぶのビンタを喰らうところからはじまっている。もともと幼馴染で、当初はクラスメートたち公認で付き合っており、しのぶとは名実ともに恋人関係であったが、しのぶの嫉妬により度々あたるは机を投げられたりされている。しかし、ストーリーが進むにしのぶの方があたるに愛想を尽かすとともに尻軽な性格もあって、才色兼備の面堂の登場と共に解消に向かい、原作第26話「ツノる思いが地獄を招く」にて恋人関係は解消する。 なお、面堂のあたるに対する『凡人の彼(あたる)は普通の女の子が好きなんでしょう』という考察が当たっているためか、「絶体絶命」の回ではしのぶとの電話を邪魔するラムを電撃を喰らいながら家から追い出したり、ラムに対しては一度しか抱こうと思わなかったのに対し、しのぶに対しては自身が病床だろうが、野外授業の最中だろうが抱こうとして奥手なしのぶに拒絶されている。また、「性」の回では人間の精神を吸収して巨大化する卵がラムのキスよりもしのぶが馬乗り(あたるを半殺しにするため)になったときの方が巨大化してすらいた。 しかし、あたるは恋人としては諦めた一方で、それ以降もしのぶをハーレム構想の要員の一人と認識しており、しばしばセクハラしてはしのぶに撃退されるというのがお決まりとなっている。 物語の終局、運命製造管理局員・因幡くんに関わる一連のエピソードをきっかけに、しのぶと因幡が付き合うようになって以降は、あたるが二人に嫉妬したり付き合いを妨害をしたりするような描写は一切なく、完全に幼馴染で友達のひとりというような関係に落ち着いている。
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