しなの鉄道での復刻・イベント塗装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 14:18 UTC 版)
「国鉄115系電車」の記事における「しなの鉄道での復刻・イベント塗装」の解説
2017年7月から9月まで開催される信州デスティネーションキャンペーンに合わせ、長野県内を走行した115系に関連するリバイバル塗装が施工された。第1弾として2017年4月7日にS7編成が初代長野色で、第2弾として2017年5月19日にS3編成が湘南色で、第3弾として2017年7月にS16編成が横須賀色でそれぞれ登場した。 2015年のしなの鉄道譲渡後も2代目長野色塗装で運用されていたS15編成は、2017年11月15日に2代目長野色のまま再塗装され、加えて貫通扉部分および裾部に貼られていたしなの鉄道シールが剥がされた。 2018年3月には、S11編成がJR化直後以来となるコカ・コーララッピングとして登場した。日本コカ・コーラならびに北陸コカ・コーラボトリングの協力により、当時の塗装からロゴデザインならびにキャッチコピーを現行のものとした復刻塗装が実施された。費用はクラウドファンディングで募集し、目標額290万円を大きく上回る3,963,544円となった。2018年3月2日付けでコカ・コーララッピングに変更されたS11編成は、同月4日より定期運用に復帰した。 S9編成は2018年に重要部検査を受けた後、11月12日に台鉄EMU100型電車風の塗装となって登場し、同月15日より「台鉄自強号色」として運行されている。しなの鉄道と台湾鉄路管理局の友好協定締結を記念したもので、約3年間の運行予定となっている。 2018年10月12日にはS26編成が横須賀色に塗装変更され、10月14日より定期運用に充当されている。2019年5月には、S25編成が湘南色に塗装変更された。初代長野色のS7編成は2019年7月26日に屋代工場で重要部検査・再塗装されて出場し、7月29日より定期運用に復帰している。 S11編成のコカ・コーララッピングでの運用は、2020年10月2日をもって終了となった。 2021年9月26日にはS2編成が佐久地域星空トレイン「晴星」として運用を開始し、夜空をイメージした暗い藍色をベースに 八ヶ岳や野辺山宇宙電波観測所のパラボラアンテナなどをイメージしたラッピング塗装を施し屋代工場を出場した。また、この改装でパンタグラフが菱形からシングルアームのものに交換された。 しなの鉄道115系 復刻・イベント塗装車 S7編成初代長野色 S3編成、S25編成湘南色 S16編成+S26編成横須賀色 S15編成2代目長野色 S9編成台鉄自強号色 S11編成コカ・コーララッピング
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