しかける

デジタル大辞泉

し‐か・ける【仕掛ける】

読み方：しかける

［動カ下一］［文］しか・く［カ下二］

１ 相手に対して、こちらから働きかける。相手が乗ってくるように扱う。仕向ける。「技を—・ける」「けんかを—・けられる」

２

㋐作用するように、装置・工夫などを設ける。「わなを—・ける」「ダイナマイトを—・ける」

㋑煮炊きするために、火の上にかける。「御飯を—・ける」「なべを—・ける」

３ 動作・作用をしはじめる。また、何かをしはじめて、その中途である。「話を—・けてやめる」「仕事を—・けている」

４ 取引市場で、株価の騰落を予想して、新たに売買の注文をする。

５ 物を作って、それを他の物の上にかける。

「御衣掛(みそかけ)の御装束など、例のやうに—・けられたるに」〈源・葵〉

６ 浴びせかける。ひっかける。

「父君に尿(しと)多(ふさ)に—・けつ」〈宇津保・蔵開上〉

商品先物取引用語集

仕掛ける（しかける）

相場の騰落を予想して新たに売買の注文を出すことをいいます。

隠語大辞典

仕掛ける（シカケル）

読み方：しかける

1. 売買とも手を出すこと。
2. シカケル、売買とも手を出すこと。

分類 相場

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

しかける

出典:『Wiktionary』 (2021/12/06 08:33 UTC 版)

発音

• (東京) しかける [shìkákérú] (平板型 – [0])
• (東京) しかけ​る [shìkákéꜜrù] (中高型 – [3])
• IPA^(?): [ɕika̠ke̞ɾɯ̟ᵝ]

動詞

しかける【仕掛ける】

1. はじめる。開始する。しはじめて途中の段階にある。しようとする。しそうになる。
   • 作業をしかける
   • 帰り支度をしかけてやめた
   • 足を滑らせてあやうく転倒をしかけた
2. 装置、計画などを用意して、働かせる。
   • 罠を仕掛ける
3. (人に) 挑発する。いどむ。
   • けんかを仕掛ける
4. 取引市場で、時機を見て新規の売買注文を出す。
5. 煮炊きするために火にかける。調理の準備をする。

活用

訳語

開始 — 「開始#翻訳」を参照のこと

• 英語: set up ^(en)

• 英語: provoke ^(en)

Weblio日本語例文用例辞書

「しかける」の例文・使い方・用例・文例

• 攻撃をしかける
• 女性に話しかけるときはもっと礼儀正しくてもいいでしょうに
• 父は説教するため以外に私に話しかけることはない
• 彼女はだれにでもきさくに話しかける
• 彼に話しかけることは二度と出来ません。
• 私はくらくらして気絶しかけるところだった。
• 私は彼に話しかけることができなかった。
• 彼に話しかける。
• 私は自分から話しかけることも、人前に出ることも苦手だった。
• 彼は人形に向かって毎日英語で話しかける。
• あなたは私に話しかける時はいつでも、英語を使ってください。
• 日本では自分から話しかけることが少なかった。
• 自分から人に話しかけることが増えた。
• 人に話しかけることが増えた。
• 彼女はお腹の中の赤ちゃんに話しかける。
• あなたは常に優しく私に話しかける。
• タイミングを見て彼に話しかける。
• 彼らに話しかける。
• 私は彼女に話しかけることができない。
• 私はすぐあなたに話しかけるつもりだった。