さまざまな市民オーケストラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/22 18:36 UTC 版)
「アマチュア・オーケストラ」の記事における「さまざまな市民オーケストラ」の解説
昨今は多くのアマチュアオーケストラが存在し(特に首都圏では団体数が非常に多い)、団体ごとに活動コンセプトが大きく異なる。実例として、以下のような特徴をもったオーケストラが存在する(ただし以下の例は明確な垣根を持つものではない。複数の特徴を兼ね備えるような団体はもちろん存在する)。 いわゆる「市民オーケストラ」。地域コミュニティにおける音楽愛好家たちの文化交流の場として機能する。 演奏レベルの高さを追求するオーケストラ。個人技量の高い奏者が公募・オーディションを経て入団できるという形式が多い。レパートリーも非常に幅広く技術レベルも高い。中には「玄人はだし」と評価される団体もある。 演奏企画を売り物にしたオーケストラ。例えば演奏会選曲で必ず特定作曲家の作品を取り上げる、など。ゲームミュージック専門の楽団も存在する。 いわゆる「OB楽団」。特定の学生オーケストラの卒業生を団員として主に受け入れる。 プロ・オーケストラの企画倒れが発端となったアマチュア・オーケストラ。自治体やスポンサーのサポート、指導者(指揮者)が先に決まっている場合が多い。 いわゆる「一発オーケストラ」。特定の演奏会企画が先に立ち、その演奏会のためにメンバーを集め、演奏会終了と共に解散する。龍谷大学交響楽団の有志が立ち上げた、京都で年に1~2回開催される「一発オーケストラ in京都」が代表例。 いわゆる「選抜オーケストラ」。放送局その他のバックアップの元、演奏会自体は定期的に企画されるが、参加者は演奏会ごとにオーディションによって選抜する。
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