さなぶり焼酎とは? わかりやすく解説

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さなぶり焼酎(さなぶりしょうちゅう)

田植え後のさなぶり祭り神酒として使われたといういわれから粕取焼酎与えられた名称。サの神と呼ばれる田の神田植え前後天から降り、天に昇ぼるという信仰各地にあり、田植え開始前、サの神を迎え祭りを「さおり」、田植え終了時に神を送る祭り宮崎県では、「さのぼり」、長崎県では、「さなぼり」、熊本県天草郡では、「さなぶり」と呼んでいる。さおりの作法は木または季節の花を田の水口立てて終わるが、さなぶり祭り酒肴用意して饗応きょうおう)するので早苗饗さなぶり)ともいう。昭和二三年、全国粕取焼酎協議会発足したが、会員天満宮神領田所在地多かった。昔、太宰府天満宮の田では反(たん)当たりコメ三俵とるのがやっとであったが、清酒粕蒸留し焼酎をとった残りの粕を肥料にするとコメ収穫増加することが分かり農家清酒醸造家とが連携した粕取焼酎づくりが福岡県下でおこったという。




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