かんむり座R型変光星
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かんむり座R型変光星(R Coronae Borealis variable)は、10分の1程度の低い振幅のモードと1-9等級の不規則で急激なモードの2つのモードで光度が変化する爆発型変光星である。RCBと略記する。プロトタイプ星は、イングランドのアマチュア天文学者であるエドワード・ピゴットが1794年に発見したかんむり座R星である。それ以来、約100個のかんむり座R型変光星だけが発見されており[1]、非常に珍しい分類となっている。
- ^ Tisserand; Clayton; Welch; Pilecki; Wyrzykowski; Kilkenny (2012). "The ongoing pursuit of R Coronae Borealis stars: ASAS-3 survey strikes again". arXiv:1211.2475v2 [astro-ph.SR]。
- ^ a b Clayton, Geoffrey C. (1996). “The R Coronae Borealis Stars”. Publications of the Astronomical Society of the Pacific 108: 225. doi:10.1086/133715. ISSN 0004-6280.
- ^ Hema, B. P.; Pandey, Gajendra; Lambert, David L. (2012). “THE GALACTIC R CORONAE BOREALIS STARS: THE C2SWAN BANDS, THE CARBON PROBLEM, AND THE12C/13C RATIO”. The Astrophysical Journal 747 (2): 102. doi:10.1088/0004-637X/747/2/102. ISSN 0004-637X.
- 1 かんむり座R型変光星とは
- 2 かんむり座R型変光星の概要
かんむり座R型変光星(RCB)
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「爆発型変光星」の記事における「かんむり座R型変光星(RCB)」の解説
スペクトル型がB-Cの炭素に富み水素が少ない超巨星で、不規則に1〜数等の減光を示す星。一部のこの型の星は減光時以外でも40日程度の周期の脈動が観測されている。 主なかんむり座R型変光星 かんむり座R星 -- 5.71等星〜14.8等星の範囲を変光する。 いて座RY星 -- 5.8等星〜14.0等星の範囲を変光する。 詳細は「かんむり座R型変光星」を参照
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