かに寿し系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/15 14:27 UTC 版)
カニを使ったちらし寿司。「かに寿し」は1952年に発売されており、アベ鳥取堂は、「全国で初めてのかに寿司駅弁」であると述べている。当初は冬季限定商品、その後1958年に同社がカニの身の保存技術を開発し、通年の販売となった。かに寿司の通年販売も全国初であったとされる。その後、他エリアでもカニを用いた寿司が作られるようになったことから、後年「元祖かに寿し」と名称を変更。 カニは鳥取県および兵庫県北部の漁港に水揚げされた地元産の松葉ガニを使用している。米・酢もオリジナルのものを使い、販売開始当時の製法を守っている。 かに寿しはアベ鳥取店の主力商品であることから、複数のバリエーションが用意されている。 元祖かに寿しカニの甲羅をかたどった八角形の曲物の容器に盛られた酢飯にカニのほぐし身と錦糸卵が乗る。つけ合わせとして、潮吹き昆布と奈良漬けがつく。 山陰かにめしカニを炊き込んだ飯に、カニのほぐし身とはさみが乗る。容器もカニをかたどっている。 お好みかに寿し元祖かに寿しをベースに、かにの細巻とかにの握り寿司が入る。 ほかほか駅弁蟹めしカニの炊き込みご飯にかにの脚とシイタケが乗る。加熱機構つきのパッケージを採用。要予約商品。 特撰笹かに・かに味噌入り酢飯の上にかにのほぐし身とカニの脚のむき身が乗る。かに味噌も散りばめられている。要予約商品。
※この「かに寿し系」の解説は、「アベ鳥取堂」の解説の一部です。
「かに寿し系」を含む「アベ鳥取堂」の記事については、「アベ鳥取堂」の概要を参照ください。
- かに寿し系のページへのリンク