おしょくとは? わかりやすく解説

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お‐しょく【御職】

読み方:おしょく

同類の中で最高のもの。随一

「ここの店の—はバクライという献立で」〈万太郎市井人〉

仲間うちで頭(かしら)だった人。

「—だけ一つ目のあるとこに住み」〈柳多留二二

遊女屋で、上位遊女初め江戸吉原遊郭だけでの名。御職女郎

「この吉田屋の—にて」〈洒・錦之裏


お‐しょく〔ヲ‐〕【汚職】

読み方:おしょく

公職にある人が、地位職権利用して収賄などの不正な行為をすること。「涜職(とくしょく)」の言い換え語。


御職

読み方:おしょく,おしょく。おいらん。たゆう

  1. 同輩中にて、最も頭立つ遊女を云ふ。「-女郎」。
  2. 御職女郎の略。同輩中頭立ちたる遊女のこと。東京遊廓の詞。
  3. 遊廓にて娼妓仲間で客の揚高が一番多くして頭に立つ女郎のことをいふ。てらしみせ参照せよ。〔花柳語〕
  4. 遊女階級には「お職」といふのがある、毎月揚代に於て最高点の者を其の店のお職といつて歓迎される此のお職は家に依つて又「役お職」「馴染お職」「金お職」「台お職」などの別がある。「おいらん」といふのは江戸呼名で、上妓を指して云つたもので元禄年間からは「太夫」といふ名称が出たといはれてゐる、然し太夫」は京阪呼称として起つたらしく慶長年間四条河原芝居をさせたときの呼名から起つて、同じく最上級遊女をいふのであるが、現在では尊称として多少混同傾きがある。
  5. 遊廓同輩中の頭に立つ娼妓のことをいふ。
  6. 同輩の中で頭に立つ女郎の称。
  7. 〔花〕頭に立つ女郎のこと。
  8. 遊廓娼妓仲間で客の揚高が一番多くて頭に立つ女郎のこと。〔花柳界
  9. 最右翼筆頭者ナンバーワン。「おしよく女郎」(同輩筆頭に立つ娼妓)から転じたもの。〔花〕〔不〕
  10. 遊郭女郎仲間で客の揚り高が一番多くて頭に立つ女郎のこと。

分類 東京花柳界花柳界花柳界東京花柳語、花/不/風俗

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