おおまげんしりょくはつでんしょとは? わかりやすく解説

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大間原子力発電所

読み方:おおまげんしりょくはつでんしょ
別名:大間原発

電源開発株式会社青森県下北郡大間町建設する原子力発電所世界初の「フルMOX原発」として計画されている。最大出力1383000kWで、完成する国内最大出力となる。

大間原子力発電所は、1984年大間町議会誘致決議されたのち、1999年電源開発により建設許可申請が行われ、2008年着工した工事は、2011年3月東日本大震災で一旦中断したが、2012年10月再開された。2014年2月現在、進捗率2011年3月の37.2パーセントから変わっておらず、竣工時期未定となっている。

大間原子力発電所は、津軽海峡面する立地建設され改良型沸騰水型軽水炉ABWR)1基が設けられる予定である。当初新型転換炉ATR)が設けられる予定だったが、高コスト理由建設計画見直され代わりにABWR設けられることになった

大間原子力発電所は、商業炉としては世界で初めて、炉心としてウラン燃料使わず混合酸化物燃料MOX燃料)だけを用いる、「フルMOX」という方式発電を行う原子力発電所である。しかし、前例がないことや、制御棒効果ウラン燃料よりも低いことなどを挙げフルMOX安全性疑念を抱く向きもある。

また、津軽海峡挟んで、大間原子力発電所の対岸20キロメートル位置する北海道函館市では、2014年2月に、建設無期限凍結設置許可無効確認求め訴状公開された。函館市が大間原子力発電所の建設反対する理由としては、重大事故の際に函館市民の避難が困難であること、建設許可申請当時安全基準福島第一原子力発電所事故鑑みて不十分であること、建設地付近に活断層存在指摘されていることなどが挙げられている。

関連サイト
大間原子力発電所の建設計画 - 電源開発
大間原子力発電所の概要 - 青森県
函館市の大間原子力発電所に対する対応について - 函館市

おおま‐げんしりょくはつでんしょ〔おほま‐〕【大間原子力発電所】

読み方:おおまげんしりょくはつでんしょ

電源開発青森県下北郡大間町建設している原子力発電所平成20年2008着工平成24年201211月に運転を開始する予定だったが、東北地方太平洋沖地震の影響工事が遅れ、運転開始時期未定。→原子力発電所[補説]



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