おおおみとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > おおおみの意味・解説 

おお‐おみ〔おほ‐〕【大臣】

読み方:おおおみ

大化以前大和朝廷で、大連(おおむらじ)と並んで朝政を執った最高官


大臣 (古代日本)

(おおおみ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 08:13 UTC 版)

大臣(おおおみ)とは、古墳時代におけるヤマト王権に置かれた役職の一つ。王権に従う大夫を率いて大王天皇)の補佐として執政を行った。(かばね)の一つである(おみ)の有力者が就任した。


注釈

  1. ^ 雷大臣命とは別人

出典

  1. ^ 倉本一宏『蘇我氏 古代豪族の興亡』(中央公論新社、2015年)
  2. ^ 宝賀寿男于道朱君の衝撃」『古樹紀之房間』、2007年。
  3. ^ a b 佐藤長門『日本古代王権の構造と展開』吉川弘文館、2009年、第1部第3章および第2部第2章(論文初出はともに2001年)
  4. ^ 応神記。宮主矢河枝比売の父。系図・伝承では米餅搗大使主の弟、または同一人物。
  5. ^ a b c d e f g h 『先代旧事本紀』の天皇本紀の任官記事
  6. ^ 『新撰姓氏録』和泉國・神別・天神「榎井部」項より
  7. ^ a b c d e f 『先代旧事本紀』の天孫本紀による
  8. ^ a b 新撰姓氏録より
  9. ^ 三国史記』45巻、列伝「于老」より。同様の話は神功紀にも収録されているが、“倭国大臣”ではなく“新羅宰”と書かれる。
  10. ^ 小野神社の伝承
  11. ^ 先代旧事本紀神皇本紀の応神四十年正月
  12. ^ 『播磨国風土記』讃容郡中川里・弥加都岐原
  13. ^ 黒田達也「日本古代の「大臣」」『朝鮮・中国と日本の古代大臣制-「大臣・大連制」についての再検討>京都大学学術研究会、2007年(初出は1983年)
  14. ^ 倉本一宏「氏族合議制の成立ー「オホマヘツキミ-マヘツキミ」制ー」『日本古代国家成立期の政権構造』吉川弘文館、1997年(初出は1991年)
  15. ^ 佐藤『古代日本の大臣制』pp17-18.
  16. ^ 篠川賢「物部氏の成立」『東アジアの古代文化』95号、1998年
  17. ^ 篠川賢『継体天皇』吉川弘文館〈人物叢書〉、2016年
  18. ^ 加藤謙吉『大和の豪族と渡来人-葛城・蘇我氏と大伴・物部氏-』吉川弘文館、2002年
  19. ^ 佐藤琢郎「大臣制の成立と日本古代の君臣秩序」『古代日本の大臣制』塙書房、2018年


「大臣 (古代日本)」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「おおおみ」の関連用語

おおおみのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



おおおみのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大臣 (古代日本) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS