うすひら岡山2号【ウスヒラオカヤマ2ゴウ】(きのこ類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8357号 |
登録年月日 | 2000年 9月 5日 | |
農林水産植物の種類 | うすひらたけ | |
登録品種の名称及びその読み | うすひら岡山2号 よみ:ウスヒラオカヤマ2ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 岡山県 | |
品種登録者の住所 | 岡山県岡山市内山下二丁目4番6号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 竹内隆人、藤原直哉、治郎丸肇 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,野生種(岡山県産)を多胞子分離して育成されたもので,菌さんがロート形,大葉,やや薄肉の菌床栽培向き品種である。対峙培養では「うすひら岡山1号」及び「うすひら岡山3号」との帯線形成が有,菌叢表面の色は無,菌糸生長最適温度は及び15℃における菌糸体の生長速度は中である。菌さんの断面の形はロート形,大きさは大,色は褐色,厚さはやや薄,肉質は中である。菌さんへの付き方は偏心生,菌柄の長さは極長,太さはやや太,色は有,菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は中である。発生型は郡状,発生最盛期までの期間はやや短,菌かき後発生までの期間は短である。収量及び有効茎本数はかなり少である。「うすひら岡山1号」と比較して,15℃における菌糸体の生長速度が遅いこと等で,「うすひら岡山3号」と比較して,15℃における菌糸体の生長速度が遅いこと,菌柄が長いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成6年に出願者の施設(岡山県勝田郡勝央町)において,野生種(岡山県産)を多胞子分離し,得られた菌株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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