うねひかり【ウネヒカリ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10962号 |
登録年月日 | 2003年 2月 20日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | うねひかり よみ:ウネヒカリ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 寄宗一也 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市幕山台三丁目19番29号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 池岡正、池岡富子、寄宗一也、寄宗征文 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「中生新千本」に「ココノエモチ」を交配して育成された固定品種であり、育成地(広島県甲奴郡上下町)における成熟期は早生の晩、脱粒性がやや難の水稲、糯種である。草型は偏穂重、稈長はやや長、細太はやや細、剛柔及び止葉の直立の程度は中、葉身及び葉鞘の色は緑である。穂長及び穂数は中、粒着密度はやや密、穂軸の抽出度は中、穂型は紡垂状、穎毛の有無と多少はやや少、穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄、護穎の色は淡黄である。芒の有無と多少は稀、芒長は極短、芒色は黄白-黄である。玄米の形及び大小は中、粒色は白、精玄米千粒重は中、玄米の見かけの品質は中の中、光沢はやや不良である。水稲・陸稲の別は水稲、粳・糯の別は糯、出穂期及び成熟期は早生の晩、穂揃日数はやや長、穂発芽性は極易、脱粒性はやや難、地上部全重は中、収量はやや多である。「中生新千本」と比較して、糯種であること、出穂期及び成熟期が早いこと等で、「ココノエモチ」と比較して、穎色が黄白であること、ふ先色が黄白-黄であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成2年に育成者の農場(広島県甲奴郡上下町)において、「中生新千本」に「ココノエモチ」を交配し、雑種第4代まで個体選抜を行い、以後、系統育種法により固定を図りながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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