あでぃぽさいとかいんとは? わかりやすく解説

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アディポサイトカイン【adipocytokine】

読み方:あでぃぽさいとかいん

脂肪細胞から分泌される生理活性物質総称脂肪燃焼や糖の取り込み促進するアディポネクチン・レプチン・遊離脂肪酸などがある。代謝異常メタボリックシンドローム関わりがあることが知られている。アディポカイン


アディポサイトカイン

読み方:あでぃぽさいとかいん
別名:脂肪組織由来生理活性物質

 脂肪細胞顕微鏡で見ると、中性脂肪たくわえミトコンドリアなど細胞働き重要な小器官が隅に押しやられてます。このため脂肪細胞脂肪をためこんでは必要に応じて分解産物であるFFA遊離脂肪酸)やグリセロール放出している単なるエネルギー貯蔵庫とみなされきましたが、これはまったくの誤解で、体の機能調節重要な生理活性物質活発に産生分泌している人体最大内分泌臓器であることが明らかにされています。
 「アディポ」は脂肪、「サイトカイン」は生理活性物質意味し、アディポサイトカインは脂肪細胞から分泌されるその多彩な生理活性物質総称です。
 アディポサイトカインには悪玉物質善玉物質があり、悪玉には血栓をつくりやすくするPAI-1、インスリン抵抗性起こすTNF-α、レジスチン、血圧上げアンジオテンシノーゲンレプチンなどが、また善玉にはインスリン抵抗性改善し動脈硬化を防ぐアディポネクチンあります
 内臓脂肪蓄積は、これらのアディポサイトカインの産生分泌に異常をきたし、血液中の悪玉物質増加する一方善玉物質血中濃度低下させることで、動脈硬化直接的に促進し、また糖尿病はじめとする生活習慣病リスク高めるのです。


アディポサイトカイン【あでぃぽさいとかいん】




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