『シン・ウルトラマン』に登場するネロンガ
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「ウルトラマンの登場怪獣」の記事における「『シン・ウルトラマン』に登場するネロンガ」の解説
映画『シン・ウルトラマン』に登場。 禍威獣第7号として電気を求めて首都圏郊外に出現し、善和発電所の電気を頭部から捕食してエネルギーを蓄えたことでその姿を現した透明禍威獣。禍特対の指示によって発電所の送電が断たれると電力設備を破壊して、再度透明となって次なる場所へと動き出す。防災庁によって「ネロンガ」と命名された後、陸上自衛隊特科大隊によって頭部を集中攻撃されたことで可視化するが、特科大隊のMLRSから発射された誘導弾を角から吸収した電気を用いて放った放電攻撃で全て撃ち落とし、怒ったことで周辺を無差別で放電させ、壊滅させる。 その後、出現したウルトラマンに電撃を放射して危機を察知して透明になるも、ウルトラマンが発射した光波熱線によって瞬時に粉砕される。 少しでもCGモデルのコストが削減できるようにパゴス→ネロンガ→ガボラと繋がるように選ばれた。デザインコンセプトは生物兵器としての発想で、背中などは成田亨のデザイン画を踏襲して前田正宏がまとめている。 雛型はステンレス板の上に左半身のみがレリーフ上に作成され、斜めから見ることで全体像がイメージできるものとなった。雛型のボディは同作品に登場するガボラに流用された。 ウルトラマンとのバトルフィールドは山梨県身延町の山間の町がイメージソースとなっている。 公式サイトでの発表に先駆け、特報映像やバンダイのソフビフィギュアでガボラと共に全身が公開された。黄色系の色や背中の突起などの処理が、『ウルトラマン』のネロンガよりも鉱物的なイメージを想起させる。また、鼻先の角のストロボ発光も、よりメカのように感じられる。
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